東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

昨年度「過労死ライン」超え教職員 中学校32%、小学校8% 横浜市教委

 横浜市教育委員会は、2018年度に時間外労働が「過労死ライン」とされる月80時間を超えた教職員の割合は、中学校で32.8%、小学校で8.1%、特別支援学校で1.2%だったと発表した。市教委は昨年3月、80時間超の教職員をゼロにするという目標を掲げた「働き方改革プラン」をまとめたが、厳しい現状が浮かび上がった。

 各校の校長、副校長、教諭ら全教職員にICカードを配り日々の出退勤時間を記録してもらい、月ごとに80時間超の人数や割合を出し、年間の平均値を算出した。これまで一部の学校で特定期間の勤務状況を調べたことはあったが、全校の通年の調査は初めて。

 中学校が小学校などより深刻なのは年間を通じた傾向だった。中でも4月は45%もの教職員が80時間を超える時間外労働をしていた。5、6、10月も40%を超え、7、9、11、3月は30%を超えた。10%を切ったのは長期休暇のある8月だけ。それでも4.8%が80時間超だった。

 小学校は4〜6月と10月に10%を超え、10月の15.7%が最多だった。一方、8月は0.1%と、ほぼゼロだった。特別支援学校は4月の2.4%が最多だった。

 市教委は「勤務時間を客観的に把握できたのは働き方改革の第一歩。ただ、非常に厳しい実態が分かったので、プランに盛り込んだ対策を着実に実行して少しでも改善したい」とした。 

  (加藤益丈)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報