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【神奈川】

高齢女性 メイクで生き生き 鎌倉の施設入所者ら21人お披露目

観客から拍手を受け、笑顔を見せる出演女性=鎌倉市で

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 鎌倉市内のグループホームや有料老人ホームに入所する女性らが、ボランティアに化粧をしてもらって晴れ姿を披露する「メイクアップショー」が十二日、市福祉センター(御成町)で開かれた。二十一人が出演し、生き生きとした笑顔で舞台に登場すると、観客の家族らから大きな拍手が送られた。

 ショーは、外出の機会が減る入所者にとって「いつまでも若くきれいでいたいという気持ちが元気につながる」と、介護事業所のスタッフが発案。母の日に合わせて二〇一二年に市内の五事業所でスタートし、八回目の今年は二十一事業所に広がった。

 当初から関わるNPO法人理事長の亀井よね子さん(70)は「普段うつむいている人が、ぱあっと笑顔になったのが忘れられない」と振り返る。毎年続けることで事業所同士のつながりにも役立っているという。

 出演者は、舞台袖で化粧をしてもらい、施設の男性職員らのエスコートで観客の前に登場。家族らが写真を撮ったり、花束を渡したりする光景も見られた。

 初めて出演した鈴木悦子さん(80)はやや緊張した面持ちだったが、観客から拍手を受けるとぱっと表情がほころんだ。「ちょっと戸惑っちゃいました」と振り返る隣で、長女の弓子さん(54)は「すごいきれいになって、若返った感じ」と笑顔で見つめた。 (北爪三記)

 

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