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【神奈川】

障害者とスポーツでワクワク 川崎市、絵本で実践呼びかけ

スポーツ庁の受託事業として、川崎市が制作した絵本の一場面

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 みんなが楽しくて笑顔になる「ワクワクのつくりかた」と題して、川崎市が一冊の絵本を新たに制作した。障害の有無をはじめ、みんなの間にある枠をなくして、誰もがワクワクできるようなスポーツの実践を呼びかける狙いだ。小学三〜四年生向けに授業での活用を想定し、市内すべての市立小学校に配っている。(石川修巳) 

 絵本の副題は「オープンエアメーカーになろう!」。市によると、障害者スポーツの推進に向け、誰もが参加できる機会をつくっていく人材を「オープンエアメーカー」と名付けて、育成を目指している。

 たとえば、みんなでボール投げをしようとした男児は、障害があって手を上げられない車いすの友だちとどう遊んだらいいか−。

 「ころがすことなら できるよ!」「ころがせば みんなで あそべるね」。そうして、みんながワクワクできることを発見していくストーリー。オープンエアメーカーになるための「3つのヒント」も紹介している。

 絵本は二十八ページ。スポーツ庁が実施している障害者スポーツ推進プロジェクトの一環で制作された。NPO法人高津総合型スポーツクラブSELF(高津区)を中心に、障害のある当事者やスポーツ推進委員、有識者らとともに作り上げたという。

 SELFの担当者は「『何かしてあげる』ではなくて、同じ目線が大事。自分も一緒に楽しむために、どうしたらいいかを考えてほしい」と話している。

 市は本年度中に順次、市立中学、高校や特別支援学校にも配布する。市のホームページでも閲覧できる。

誰もが参加できる機会をつくる人材を「オープンエアメーカー」と呼んで、障害への理解促進を目指す(川崎市提供)

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◆書やダンス、パラコンサート 観覧者1500人募集

 ダウン症の書家や筋萎縮性側索硬化症(ALS)のディスクジョッキー、車いすのダンサーなど、多彩な出演者がパフォーマンスを披露する「かわさきパラコンサート」が六月一日、川崎市川崎区のカルッツかわさきで開かれる。五月二十四日まで観覧者千五百人を募集している。事前申込制で入場無料。

 市によると、出演するのは書家の金沢翔子さん、DJ武藤将胤(まさたね)さん、ダンサー神原健太さん、パーカッショニストのモンタナキングさん、シンガー・ソングライターNOBU(ノブ)さんの五人。

 開演は午後一時半で、三時半に終演予定。観覧希望者は、はがきかインターネットで申し込む。応募者多数の場合は抽選。

 問い合わせは、かわさきパラコンサート実行委員会事務局=電03(6382)5605、ファクス03(6382)5606=へ。

 

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