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【神奈川】

多摩川サイクリングコース 取水口越えて25日に延伸、全長20キロに

幸区の多摩川大橋から多摩区菅の東京都稲城市境まで延伸する多摩川サイクリングコース(市提供)

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 川崎市幸区〜多摩区の多摩川右岸に整備されているサイクリングコースが25日、東京都稲城市との市境まで延伸する。多摩区内にある二ケ領(にかりょう)用水の取水口で途切れていたが、橋を架けるなどしてコースを新設した。災害時の避難路としての活用も視野に、地域住民が延伸整備を求めてきた。 (石川修巳)

 市によると、二ケ領用水の上河原(かみがわら)取水口に新設した橋は二十五日午後一時から利用できる。

 多摩川サイクリングコースは二キロ延伸し、幸区・多摩川大橋から多摩区菅(すげ)の市境まで全長二〇・二キロに。その先は稲城市の多摩川サイクリングロードに入り、約四キロ先の是政橋までつながる。

 地元の菅町会や稲田堤(いなだづつみ)振興会が四年前、二千八百五十人の署名を添えて延伸整備を市に要望。これを受けて、市は二〇一六年度から延伸部分の舗装工事や橋の整備を進めてきた。

 橋の名前も、地元からの提案を踏まえて「ピクニック橋」に決めた。市によると、作曲家の古賀政男さんが明治大学マンドリン倶楽部に在籍当時、稲田堤に花見に訪れてマンドリン合奏曲「ピクニック」を作曲したことにちなんだという。この曲は後に歌詞がつけられ、「丘を越えて」として大ヒットした。

 ピクニック橋は長さ二九・五メートル、有効幅員三メートル。増水時には水面下に沈む潜水橋のため、台風接近など、増水が予想される時には通行止めにするという。

 課題は、歩行者との接触事故などの防止だ。市は自転車の運転マナー向上のため、路面表示の充実やコース拡幅とともに、サイクリングコースという名称が「自転車優先という認識を持たれる場合もある」とみて、名称変更なども検討しているという。

多摩川サイクリングコース延伸のため、新設された「ピクニック橋」=多摩区で

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