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【神奈川】

リトアニア記念館長、鎌倉へ 「命のビザ」千畝の墓訪問

杉原千畝の墓の前に立つ孫まどかさん(左)と杉原記念館のドビダビシアス館長=鎌倉市で

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 第二次世界大戦中、ナチスドイツの迫害を受けたユダヤ難民を「命のビザ」で救った外交官、杉原千畝(一九〇〇〜八六年)ゆかりの地を訪ねるために来日した、リトアニア・カウナスにある杉原記念館のシモナス・ドビダビシアス館長(58)が二十五日、鎌倉市の鎌倉霊園を訪れ、杉原の墓参りをした。二十八日には東京都中央区の展示施設「杉原千畝 センポ・ミュージアム」も訪れる予定。

 一九四〇年、杉原が勤務していたカウナスの日本領事館に、ポーランドなどから逃れたユダヤ難民が多数押し寄せ、欧州を脱出するためのビザ発給を求めた。杉原は独断で日本通過ビザを大量発給した。

 記念館は、領事館だった建物を現地の財団が公開している。同館長はカウナスユダヤ人協会会長でもある。十八日に来日、杉原の出身地の岐阜県八百津町などを訪れた。

 この日は杉原の孫まどかさん(52)らの案内で墓に祈りをささげ、日本の人々と言葉を交わした。同館長は「初めて杉原の墓を訪れることができ、感謝している。勇気ある決断でユダヤ難民を救った杉原の業績をもっと多くの人に知らせたい」と話していた。 (榎本哲也)

 

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