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【神奈川】

川崎殺傷 児童ら心のケアへ カリタス小に専門家を派遣

 川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小学校(同区)の児童と保護者計十九人が殺傷された事件で、市教育委員会は、学区内に現場がある登戸小学校にスクールカウンセラーを常駐させて、児童たちの心のケアに当たっている。県教委はカリタス小に専門家を派遣した。 (大平樹、志村彰太)

 市教委によると、スクールカウンセラーは通常時、七人で市内全域の市立小学校を巡回している。このうちの一人が五月二十九日から登戸小に常駐。これまでに児童と保護者数人から相談を受けた。同校以外からも要望があれば、常駐させる方針だ。市立中学校には各校に一人、スクールカウンセラーがいる。

 登戸小の児童の中には、現場が通学路の途中にある児童もいる。学校側は、現場を避けて通学してもよいことを伝え、登下校時には教職員が現場近くに立って見守っている。市教委の担当者は「心のケアに努め、早く通常通りの生活に戻してあげたい」と話した。

 多摩署と多摩区、区防犯協会や区PTA協議会などは六月三日、区役所で、事件を受けた緊急会議を開くことを決めた。各団体の取り組みを共有し、子どもたちの安心・安全のために何ができるかを話し合う。

 県教委は事件当日の五月二十八日と三十日、カリタス小に、指導主事一人とスクールカウンセラー(臨床心理士)一人を派遣した。このスクールカウンセラーは二〇一三年に湯河原町であったいじめ自殺事案などに派遣された。カリタスのスクールカウンセラーと連携して児童の対応にあたっている。

 

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