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【神奈川】

「とにかく安全運行を」シーサイドライン 乗客「再開良かった」

市大医学部駅を発車する際に指さし確認をする運転士=横浜市金沢区で

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 横浜市の新交通システム「金沢シーサイドライン」の運行が四日、事故から三日ぶりに再開された。普段は無人の運転席のスペースに、運転士と添乗員が一人ずつ乗車。午前十一時すぎに並木中央駅(金沢区)から金沢八景駅(同区)と新杉田駅(磯子区)へ向け、それぞれ慎重に発車した。

 最初に金沢八景駅行きが出発。運転士が「出発良し」「発車定時」と合図し、走りだした。乗客のパート従業員白石洋子さん(65)は「いつも通りの生活ができず不便だった。思ったより早く再開して良かった。運転士がいる方が安心して乗れる」と喜んだ。買い物などに利用している男性(75)は「とにかく安全に動かしてもらえれば」と話した。

 事故があった新杉田駅では、再開を待つ約四十人の乗客と共に県警磯子署員が待機。車両の折り返しを見守った。

 二十代の脳性まひの男性は、沿線にある横浜市立大付属病院に車椅子で月一回、通院している。「代行バスはバリアフリーでなく、不安だった。これで安心して行ける」と語った。

 京急の金沢八景駅から友人と歩いて横浜・八景島シーパラダイスへ向かうつもりだったという東京都調布市の大学生新井勇輝さん(20)は、ツイッターで運行再開を知って新杉田駅に来た。「助かった」とほっとした表情で、有人運転について「普段見られないので、むしろ良かった」と笑顔を見せた。 (鈴木弘人、加藤益丈)

 

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