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【神奈川】

ぴかぴか「デハ230形」 京急、補修終え公開

鮮やかな赤に塗装し直されたデハ230形=横浜市金沢区で

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 京急電鉄は四日、今秋移転する横浜市西区の新本社に併設する京急ミュージアム(仮称)に展示予定の車両「デハ230形」の補修を終え、同市金沢区の車両製造会社で報道陣に公開した。230形は同社の前身の一つ、湘南電気鉄道が創業された一九三〇年から、七八年まで活躍した。

 引退後に譲渡した埼玉県川口市から返還してもらい、二〇一七年五月にグループ会社の社員ら約百人が作業を開始。屋外に展示されていたため塗装がはげてさびも目立ち、内装も激しく傷んでいたが、設計図とOBらに借りた写真を参考に「関東の名車」と呼ばれた美しい姿を取り戻した。

 車体は鮮やかな赤に塗装し、内装は新車同様の状態にした。窓枠や手すり、床は木製で、現在はないものは手作りで再現。天井の扇風機は東京・秋葉原の電気街で部品を買って直した。レトロ感を残しつつ、車内灯に発光ダイオード(LED)を採用するなど現代の技術も取り入れた。

 同社の中山伸(しん)車両部長は「新車両を造る以上に大変だったが、全員が力を合わせて完璧に修復できた。昭和初期に造られ、九十年以上たった車体を間近で見て触れてほしい」と話した。(加藤益丈)

 

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