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【神奈川】

向河原駅前 迂回路の利用開始 「開かずの踏切」混雑緩和策

向河原駅前の「開かずの踏切」対策として、市が整備している迂回路=中原区で

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 川崎市中原区のJR南武線向河原(むかいがわら)駅前にある「開かずの踏切」の混雑対策として、市は三十日夕から、新たに迂回(うかい)路を利用できるようにする。ピーク時は一時間のうち四十六分間も通行が遮断されるため、多くの歩行者や自転車が踏切前に滞留。小学校の通学路にも指定されていることから、保護者や地域住民から改善を求める声が出ていた。 (石川修巳)

 市によると、混雑緩和に向け、向河原駅前踏切の南側(川崎駅方面)約三百五十メートルにある線路下の地下道を通る迂回ルートを設定。南武線の線路沿いに全長約二百八十メートル、幅員四メートルの歩行者・自転車専用通路を新たに整備する。整備費は約三千万円。

 二〇一四年の調査で、朝のピーク時(午前七〜十時)の踏切利用者数は、歩行者が約三千二百人、自転車が約八百台。市立下沼部小学校の通学路になっており、児童約四百五十人が踏切を横断するという。

 市はこれまでも踏切の拡幅などに取り組んだが、混雑の改善には至らなかったという。

 担当者は、迂回路の整備によって「踏切を横断する自転車を減らし、踏切を利用する歩行者の安全や混雑緩和につなげたい」と説明。朝のピーク時には約四百台の自転車が迂回路を利用し、踏切を横断する自転車を半減できるとみている。

 迂回路の利用開始は三十日午後五時。車やバイクは通行できない。利用状況をみて、歩行者と自転車通行の路面の色分けなども今後検討するという。

 

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