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【神奈川】

<ベルマーレだより>A代表初選出の杉岡選手 「努力」胸に駆け上がる

左足から巧みなクロスと、時に強烈なシュートを繰り出す杉岡(湘南ベルマーレ提供)

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 二十歳の杉岡大暉が初めて日本代表(A代表)に選ばれ、六〜七月にブラジルで開かれる「コパアメリカブラジル2019」に出場する。来年の東京五輪を目指す世代(本番時に二十三歳以下)が多く選ばれているとあって、本人は喜ぶより「五輪世代では中心としてやらなければいけない。今回の代表には絶対に入らなければと思っていた」と語った。

 名門の市立船橋高(千葉県船橋市)でキャプテンを務めた。いくつものJリーグクラブの練習に参加し、「一番成長できる」と感じたというベルマーレで二〇一七年、プロ生活をスタートさせた。ルーキーイヤーから試合出場を重ね、二年目の昨季はルヴァンカップ決勝で鮮やかな決勝ゴールを決めてMVPに選ばれた。

 五輪世代の年代別日本代表にも選ばれ続け、今度はA代表。順風満帆のように映る、結果を見れば。しかし、その過程に計り知れぬ日々の積み重ねがあることを忘れてはいけない。

 好きな言葉は「努力」という。ありきたりとも言える言葉を毎日実行しているのが一番の杉岡らしさだ。時に力を抜きたくなって、「今日はこれくらいで」と思う日があってもおかしくはない。でも杉岡は手を抜かない。派手なこともしない。小学生の頃から、コツコツと積み重ねることを一心に続けてきた。

 曹貴裁(チョウキジェ)監督は「人への思いやりがある。厳しくも愛情を持って育てられ、指導されてきたのがよく分かる。世界で戦うならあれくらい落ち着いている方がいい」と評する。A代表でまた新たな世界を経験し、さらに成長するために変わらぬ努力を重ねるはずである。 (遠藤さちえ=湘南ベルマーレ広報)

 

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