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【神奈川】

県補正予算案 健康、医療に重点配分 黒岩氏3選で252億円肉付け

 県は七日、四月の知事選で三選した黒岩祐治知事の意向を盛り込んだ、二百五十二億円の本年度補正予算案を発表した。当初予算と合わせた一般会計の総額は一兆八千五百五十九億円。十二日開会の県議会に提出する。

 病気になる前から対策を取る「未病改善」では、遊びや親しみやすいキャッチコピーなどを健康改善の取り組みと絡める「広告医学」を提唱する武部貴則・横浜市立大教授と連携。映画館で「未病体操」の映像を流す事業などに二千九百二十九万円を計上した。

 また、四十歳未満を対象に、がんの放射線治療に伴う生殖機能の低下に備え、卵子や精子を事前に採取・凍結する費用の補助制度を新設する。治療費の半額程度の女性二十万円、男性二万五千円が上限で、関連予算は五百七十五万円。

 たん吸引などの医療的ケアが必要な児童生徒の通学に、看護師を同行させる事業も始める。逗子、秦野、綾瀬の三市で先行実施する経費などを六百二十九万円盛り込んだ。

 ベンチャー企業の育成拠点整備などには一億二千五百四万円。愛知、岐阜両県で感染例が相次ぐ豚コレラ対策は、三千八百九十二万円を計上した。感染した豚を殺処分する機械を導入し、防護柵を設置する費用を養豚業者に補助する。

 本年度、新たに国から配分される「森林環境譲与税」の歳入は九千七百万円を見込む。全額を基金に積み立て、県内市町村が実施する森林保全策の補助に充てる。

 黒岩知事は七日の定例記者会見で「県民生活に密着した政策を強化した」と話した。

  (志村彰太)

 

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