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【神奈川】

相模女子大生ら梅酒造り 校内のウメ60キロ+地元蔵元の純米吟醸酒

タンクにウメを漬け込む学生=相模原市緑区で

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 相模原市に新たな名産品をと、相模女子大と同短期大学部(南区)の学生が、地元の蔵元「久保田酒造」と共に梅酒造りに取り組んでいる。大学の敷地内で収穫したウメを純米吟醸酒に漬け込み、七百二十ミリリットル入りを三百本製造し、うち百本を九月上旬から販売。瓶に貼るラベルも学生がデザインする。 

 梅酒の名称は「翠想(すいそう)」。卒業記念で植えられた約百本のウメの実を使い、同窓会「翠葉(すいよう)会」にちなんだ。梅酒は氷砂糖と一緒に焼酎に漬けるのが一般的だが、日本酒で仕込むとアルコール度数が低くなり、飲みやすくすっきりした味わいになるという。杜氏(とうじ)を務める同酒造の久保田徹社長(39)は「氷砂糖の量を減らすので、ウメ本来の酸味が感じられる。若者や女性にも親しんでもらえる口当たり」と説明する。

 翠想は、両者が協同して四年前から製造。学校が地域連携の一環でウメを有効活用したいと話を持ち掛け、「若い人に日本酒に興味を持ってもらういい機会」(久保田社長)と企画が実現した。過去四年は、東京都内の百貨店で販売し、今年は初めて、市観光協会のアンテナショップ「sagamix」で一本二千百六十円で売ることになった。

 学生有志約三十人が五日、校内で約六十キロのウメを収穫。七日は一〜四年の三人が緑区の同酒造を訪れ、久保田社長らの指導でウメをタンクに漬け込む作業をした。昨年に続き参加した四年の山田彩乃さん(21)は「お酒があまり得意でない私でもとてもおいしく飲める。今年もおいしく仕上がって、たくさんの人に気に入ってもらえれば」と期待を込めた。

 翠想の問い合わせは市観光協会=電042(771)3767=へ。(曽田晋太郎)

 

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