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【神奈川】

教諭が病欠、2カ月授業できず 技術・家庭科 通知表が空欄に

 横浜市戸塚区の市立中学校で昨年、一、二年生約三百人の技術・家庭科の成績が二学期の通知表に記載されなかったことが学校への取材で分かった。家庭科の教諭が病気で休み、代わりの教諭が着任するまで二カ月にわたり授業ができなかったためという。市教育委員会は「通知表が空欄になるケースは聞いたことがない」としている。

 校長によると、昨年の夏休み明けに、全学年の家庭科を担当していた教諭から「病気の治療のため休みたい」と申し出があり、九月から休職した。三年生は九月に技術の授業を集中的に行い、十月は他校の非常勤講師が家庭科の授業をし、大きな影響は出なかった。

 一、二年生は十月まで、プリントを使って各クラス五〜七コマを自習。代わりの教諭が着任した十一月に授業を再開したものの調理実習などの実技が終わらず、通知表は空欄にした。校長は「プリントで学習はできており、高校受験にも影響する学年末の通知表は適切につけた。問題はない」と話す。保護者からの抗議などもなかったという。

 市教委によると、家庭科は技術や美術などと併せて教員免許の保有者が少ない。年度途中で病気やけがなどにより休むと、後任が見つかるまで時間がかかりがちという。 (加藤益丈)

 

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