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【神奈川】

変化著しい開港直後の横浜 写真と絵地図で紹介 中区の資料館で企画展

1863年の横浜の様子を撮影したパノラマ写真

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 開港直後の横浜の風景を紹介する企画展「カメラが撮らえた横浜−古写真にみる開港場とその周辺」が、横浜開港資料館(横浜市中区)で開かれている。横浜に来た外国人が撮影した写真と、日本人絵師が描いた絵地図などを対比しており、担当者は「変化が著しい開港当時に思いをはせてもらえれば」と話している。 (鈴木弘人)

 会場には、外国人居留地があった現在の同区山下町付近の写真が、どこから撮影したかを当時の絵地図で示したパネルや、外国人写真家の写真集など計約七十点が並ぶ。「空飛ぶ浮世絵師」と称される五雲亭貞秀(ごうんていさだひで)が描いた鳥瞰(ちょうかん)図は海側から表現しているのに対し、イギリス人写真家フェリーチェ・ベアトは陸の高台側から写真を撮っており、横浜港周辺をそれぞれの切り口でとらえている。

 一八六三年の夏と秋に撮影された二枚のパノラマ写真(横約五メートル・縦約五十センチ)もある。現在の横浜中華街あたりに外国人向けとみられる洋風住宅が数カ月間で増えており、当時の開発の早さが垣間見えるという。副館長の斉藤司さん(59)は「横浜は文明開化の先駆けだった。当時の風景の中にいるような感覚で楽しんでもらいたい」と語った。

 七月十五日まで。入館料は一般二百円、小中学生百円。今月二十八日、七月十三日には斉藤さんの展示解説がある。原則月曜休館。問い合わせは同資料館=電045(201)2100=へ。

写真と絵地図を比較するパネルなどが並ぶ会場=いずれも横浜市中区で

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