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【神奈川】

川崎育ちのホタル輝け 愛好会結成 仲間募る

ホタルが産卵した水草の状態を確認する大野勝彦さん=幸区北加瀬で

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 川崎の井戸水とえさを使って、自ら育てたホタルの観賞会を開いている川崎市幸区北加瀬の履物店経営、大野勝彦さん(78)が「川崎の灯(あか)りプロジェクト ホタル愛好会」を旗揚げした。ホタルを育てる仲間を増やして、「ホタルが光を放って舞う姿を川崎じゅうに広げたい」と願っている。 (石川修巳)

 埼玉県川越市で二〇一一年に見たホタルの乱舞に魅了され、大野さんが開いているパソコン教室の二階で自ら飼育を始めて八年になる。一四年に始めた恒例の観賞会は今月中旬に開催。二日間で約百人が訪れて、水槽に入れたヘイケボタル、ゲンジボタルの放つ光を楽しんだ。

 近所で分けてもらった井戸水とともに、市内で見つけたタニシを与えた「川崎育ち」なのが自慢だ。七月末ごろに幼虫が出てきて、成虫になるのは翌年の六月初めごろ。その間、みじん切りにしたタニシを毎日与え、水温も高くなりすぎないように注意している。

 「何しろ手間がかかる。一年がかりで育てて、光るのは約二十日間だからね。けれども、ホタルってこんなにきれいなんだね、と感動する子どもたちを見たら、もっとみんなに見てもらいたいし、やめるわけにはいかないって思うんだ」

 栃木県でホタルを飼育している仲間が地元で結成した愛好会をヒントに、大野さんも愛好会の募集を始めた。ホタルの飼育に必要な道具も貸し出すという。大野さんは「川崎じゅうにホタルを飛ばすための一歩にしたい」と語る。詳しくは大野さん=電090(7802)5931=へ。

 

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