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【神奈川】

逃走事件で厚木市内「子どもの声全くしない」 催し中止など影響広がる

事件発生を受け、人の姿がほとんど見えなくなった公園=厚木市で

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 窃盗などの罪で実刑判決が確定し、横浜地検が収容しようとした小林誠容疑者(43)=公務執行妨害容疑で指名手配=が車で逃走した事件は発生から丸二日が経過した。小林容疑者の行方はつかめず、車が乗り捨てられていた厚木市では週末のイベントが中止になるなど、影響が広がっている。

 敷地内で小林容疑者の車が見つかった同市三田のアパート近くの公園を二十一日午後に訪れると、閑散とした状態だった。近くの無職吉岡昭さん(84)は「いつもなら聞こえてくる子どもたちの声が全くしない」。工務店の女性従業員(58)も「普段は車通りもあってにぎやかなのに」と語った。

 二十二日に同市の小鮎川河川敷で予定されていた「子ども魚つかみ取り大会」は中止になった。主催の睦合南地区青少年健全育成会の福岡典秋会長(62)は「毎年子どもたちが一生懸命になる。本当に残念」と語った。

 また、市教育委員会は今週末、外出を控えるよう小中学校を通じて各家庭に要請した。市と市教委は職員や教員らによる各地域の見回りを土日も実施するほか、公共施設に張り紙をするなどして注意を呼び掛けている。

 小林容疑者の自宅がある愛川町と合わせ全四十五の小中学校は、二十日に続いて二十一日も休校にした。両市町とも見回り態勢が整ったとして、週明けの二十四日から授業を再開する。市危機管理課の担当者は「早急に犯人が捕まるよう願っている」と話した。 (福浦未乃理)

 

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