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【神奈川】

東京五輪2020に合わせ 「江の島ヨット音頭」再び

江の島ヨット音頭の振り付けを指導する濱口さん(中)=藤沢市で

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 藤沢市江の島でセーリング競技が実施される2020年東京五輪に向けて機運を盛り上げようと、藤沢商工会議所女性会が1964年大会の時に誕生した「江の島ヨット音頭」に合わせた踊りを普及させる講習会を始めた。初回は約80人が参加。故三波春夫さんの歌に合わせ、和やかに振りを学んだ。 (吉岡潤)

 市によると、ヨット音頭は当時、選手らを歓迎しようと制作された。出だしは「夢の夢の江の島 弁天さまで」。四番まであって最後はいずれも「ヨット ヨット ヨット ヨットデネ」で締める。三波さんの歌声が懐かしい。

 講師を務める濱口啓子さん(69)は、中学生だった六四年の光景を覚えている。島内で飲食店を営んでいた父啓次郎さん(故人)がにぎやかなことが好きで、夕方になるとヨット音頭を流し、近所の子どもたちが輪になって踊った。

 「おそろいの浴衣を作って、毎晩のように盛り上がった。楽しかった」。江の島に来た三波さんに花束を渡す大役も務めた。「競技は全然見なかったけど」

 十年ほど前、江の島婦人部さざ波会の新年会で一緒で踊れるものがないかと思案。ひらめいたのがヨット音頭だった。自宅に残っていたレコードを見つけ、日本舞踊師範の濱口さんが復活させた。

 そして二度目の五輪開催が決定。市の呼び掛けもあって公に披露する運びになり、湘南江の島春まつりや昨年九月のセーリングワールドカップなどで踊ってきた。今の振りは濱口さんが考えたが、最後に両手でヨットの形を作るところは昔のままという。濱口さんと同女性会の星谷けい子会長(68)は「踊りを広めてムードを盛り上げたい。奮って参加を」と呼び掛けている。

 講習会は九月まで毎月二回、藤沢商工会館ミナパークで開催。次は七月二日午後六時。問い合わせは、同女性会江の島ヨット音頭事務局=電0466(27)8888=へ

 

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