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【神奈川】

沖縄の現在考える 明治政府「琉球処分」から140年 28日までパネル展

メンバーが収集した新聞記事や写真などが並ぶ会場=横浜市神奈川区で

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 明治政府が琉球を併合した「琉球処分」から今年で百四十年がたつ。「琉球処分」から現在の沖縄について考えるパネル展が二十四日、かながわ県民センター(横浜市神奈川区)の一階展示室で始まった。二十八日まで。 (福浦未乃理)

 主催は二〇一六年から戦争加害をテーマにパネル展を開く「記憶の継承を進める神奈川の会」。強制的に行われた「琉球処分」は、沖縄県民の民意を無視して進められている今の基地建設に通じるものがあるとして企画した。一八七九年の「琉球処分」から太平洋戦争末期の沖縄戦、現在の沖縄の様子を約百点の写真などで振り返っている。

 一九五一〜二〇一六年に使用された十三種類の教科書に記載された「琉球処分」の説明文の比較表や、沖縄の地方紙の記事も展示されている。

 展示を見た同市戸塚区の無職若林佳子さん(75)は「それまで琉球独自の歴史がずっと続いてきたのに権力でそれを変えてしまうのは許せない」と語った。

 同会メンバーの竹岡健治さん(72)は「本土の人間にはわからないことも多いので、事実を知って沖縄の現状について考えてほしい」と来場を呼び掛けた。

 二十五日午後六時半〜八時半には二階ホールで、琉球史を専門とする神奈川大准教授の後田多(しいただ)敦さんが「琉球処分」について講演する(資料代五百円)。二十七日午後二時〜四時は展示室横の別室で、静岡・沖縄を語る会共同代表の富田英司さんが「辺野古と南西諸島の自衛隊配備」と題して講演する。

 無料。問い合わせは、記憶の継承を進める神奈川の会=電090(7405)4276=へ。

 

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