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【神奈川】

<財徳健治のマンスリーフロンターレ>「惜しいなぁ」を脱して ぐずつく足どり

浦和と引き分けに終わった川崎イレブン=1日、中原区の等々力陸上競技場で

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 梅雨の天候に合わせているわけではないでしょうが、フロンターレの足どりがぐずついています。

 第5節(3月31日、対松本)の勝利以降、第15節(6月14日、対札幌)まで11試合負けなし。とっくに首位に躍り出ていてもよさそうですが3位。トップはFC東京が守っています。

 ここ4試合(第12−15節)の得点は1点ずつで1勝3分け。昨季も序盤戦に5試合で3得点、1勝2分け2敗と勢いを欠いた時期がありました。シーズンに一度はちょっとしたことで攻撃のリズムがかみ合わないことがあるのでしょう。と、言いつつ、逃した勝ち点を思うとやはり「惜しいなぁ」です。

 第14節の浦和戦。追加タイム4分のぎりぎりのラストプレーになったCKから同点ゴールを許しました。試合後の鬼木達監督(45)は「最後のプレーでスキを見せてはいけないこともあるが」としながら「勝負どころは、やはり2点目、3点目を取れなかったこと」と悔やみました。

 チャンスはつくりながら追加点を奪えない展開に「点も取りたい、守りも固めなくてはいけないと気持ちがどっちつかずになっていた」と監督は話します。

 札幌戦も「惜しいなぁ」です。前半27分、FWレアンドロダミアン(29)がPKを相手GKに防がれて先制を逃すと、逆に39分にPKで先制される。そこからフロンターレは一方的に攻め込み、後半24分にFW小林悠(31)が同点ゴール。さらに攻めて、攻めて…。終わってみるとシュート数は19対3と圧倒しながら引き分けた。

 試合には「流れ」があり、先制を逃し、チャンスを逃していると勝てる試合も勝てなくなる。その典型のような試合でした。

 残念に思うことがもう一つ。既に報じられていますが、MF守田英正(24)が6月17日、自家用車で運転中、道路交通法違反(携帯電話使用等)により検挙されたことです。その際に運転免許証が失効(有効期限は2019年6月10日まで)していたことも判明しました。

 クラブはこの事態を重く受け止め、守田本人と面談の上、クラブ独自の処分として公式戦1試合の出場停止、制裁金、社内奉仕活動の実施を命じたほか、併せて幹部社員に減俸を科すことも決定しました。

 「自分を律する」「ルールを守る」をスポーツを通じて学びます。将来ある若者は猛省していることでしょう。

 (スポーツライター)

 

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