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【神奈川】

湯河原の防災拠点 来月1日供用開始 震度7対応、備蓄食料1000人分

防災倉庫で備蓄品の説明をする町職員(左)=湯河原町で

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 湯河原町が旧湯河原中跡地に建設した防災コミュニティセンター(中央二)が七月一日、供用を開始する。平時はコミュニティー活動、災害時は防災拠点となり、隣の町民体育館への避難者を含め、備蓄食料で千人以上が三日間過ごせる。隣接地に来春、JCHO湯河原病院が移転予定で、医療機関と連携した大規模な防災拠点は、町村部では珍しい。

 センターは地上二階、地下一階建てで、延べ二千平方メートル。海抜十一メートル、海岸から六百五十メートル離れ、巨大地震による津波でも浸水せず、震度7に対応できるという。総事業費は九億円。

 一階に災害対策室三室を常設し、町の防災行政無線設備などを備える。教育委員会も入居する。二階は大小七室の多目的スペースがあり、市民活動や研修などに有料で貸し出す。一部の部屋には大型スクリーンやキッチンがあり、間仕切りを取れば三百五十人収容の会議室になる。地下は防災倉庫で、非常食のほか生活用品や発電機、投光器を含む災害対応資機材を完備。災害時は一度に四人がシャワーを使える。毎分十六〜二十リットルをくみ出せる井戸も掘り、ろ過器を通すと飲み水にできる。

 センターは被災者を二百六十人、隣接の体育館は八百人近く受け入れられる。町地域政策課の内藤喜文課長(59)は「中長期の避難生活を意識して取り組んだ」と話した。 (西岡聖雄)

 

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