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【神奈川】

市バス事故 18年度36件 「市側に責任」

 川崎市交通局は、市側に責任がある市バスの事故が2018年度、36件起きたと明らかにした。10万キロ当たり0.28件で、3年ぶりに目標(0.28件以下)を達成した。事故のうち、駐車車両など「静止物との接触」が17件で最も多かった。

 交通局によると、18年度は、自転車が関係した事故対策に重点的に取り組んだ。方向指示器(ウインカー)を出した時に周囲に音声を流して注意を促す「ウインカーチャイム」を全車に導入したほか、ドライブレコーダーの映像を使った事故防止研修も実施。近年は年間5件以上が続いていたが4件にとどまり、このうち市側に責任があったのは2件だった。

 車内での人身事故は6件で、前年度から10件減った。運転手のアナウンスや着席を確認してからの発車を徹底したといい、目標の8件以下を達成した。ただ、車いすの乗客に固定ベルトを装着するのを忘れたために右折時に転倒させたり、停留所を発車した際に、座る前の乗客が転んで負傷したりした事故もあった。

 一方で、静止物との接触事故は過去5年間で最も多かった。車両周辺の確認が不十分だったり、駐停車車両の追い越し時に十分な間隔を取らなかったりしたことが原因だった。担当者は「安全確認の徹底に取り組む必要がある」と話した。

 相手に責任があったものも含めた事故は66件あり、車両との接触事故が36件で最多だった。 (大平樹)

 

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