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【神奈川】

箱根登山電車100年の歩み 8日まで原鉄道模型博物館で紹介

箱根登山鉄道も走るミニチュア模型のコーナー=横浜市西区で

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 原鉄道模型博物館(横浜市西区)は八日まで、「箱根登山電車100年展」を開いている。歯車で補助せず通常の車輪だけで走る鉄道としては日本一、世界でも二番目の急勾配がある路線を運行する箱根登山鉄道の歴史を紹介している。

 同鉄道は百年前の一九一九年、箱根町の箱根湯本から強羅までの山岳区間(八・九キロ)で開通した。両駅の高低差は四百四十五メートル。スイスへ技師を派遣し、現地の山岳鉄道の技術を取り入れて建設した。自然や温泉の水脈を損なわないよう、山肌沿いに急カーブが続く。方向転換も三回ある。

 運転士が加速時に使うマスコン(主幹制御器)、制動装置を含む運転台、ヘッドライトなどの実物を展示。急な下り坂に対応する四種類のブレーキや、制動が弱まる油を使わず水をまきながら走って車輪の摩耗を防ぐといった登山鉄道ならではの運行技術、歴代車両の説明もしている。

 ミニチュア模型のコーナー(縦十メートル、横三十メートル)では会期中、二十日に引退する登山電車の103号と107号が毎日走る。入館料は大人千円など。問い合わせは博物館=電045(640)6699=へ。 (西岡聖雄)

 

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