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【神奈川】

<参院選>主要8候補の第一声

(上から届け出順)

◆乃木涼介(のぎ・りょうすけ)さん(54) 国民・新

 家計増やし経済回す

 乃木さんは午後一時すぎ、横浜市西区の横浜駅西口でマイクを握った。「この国はこのままでいいのか、希望はあるのか。安倍政権は一体、誰のために政治を行っているのか。強い危機感や怒りが私を俳優から政治の世界に導いてくれた」と説明した。

 さらに「格差は広がり、働く人の実質賃金は下がり続けている。消費が増えないのがアベノミクスの弱点」と批判。「デフレから脱却できていない状況で消費税が上がれば、景気が良くなるわけがない。皆さんの家計を増やし、経済を回していく」と唱えた。

 その上で「一人一人が安心して暮らせる社会をつくるには、政治を変えるしかない。その実現に向けて頑張りたい」と訴えた。

◆佐々木(ささき)さやかさん(38) 公明・現<1>自

 安心のため戦い抜く

 横浜市中区のJR桜木町駅前で午前十一時、支持者の「頑張れー」との声援を受けてマイクを握った佐々木さんは「今回の選挙は日本を希望の方向に開くか、混迷の時代に逆戻りさせるかの分かれ目」と述べた。

 その後、野党が批判を強める年金問題について「公明党は二〇〇四年、現役世代の保険料の上限を決め、暮らせる年金額を確保する改革を行った。この制度は今も揺るぎない。国民の不安をあおる政治は許せない」とボルテージを上げた。

 一期六年を振り返り、「国会質問に百四十回立ち、八十以上の法改正に携わった」と実績を強調。「皆さんの希望や安心のため戦い抜く」と訴えると、支持者から「さやか」コールが起こった。

◆相原倫子(あいはら・りんこ)さん(58) 社民・新

 「9条」の改憲に反対

 相原さんは午後一時四十分すぎ、地元藤沢市の藤沢駅南口で第一声。改憲論議を巡り、「不平等な日米地位協定の下で憲法九条をいじってはいけない。真の主権国家に建て直した後に初めて話し合いをスタートさせるべきだ」と訴えた。

 「消費税は5%に戻す」と主張。過去の引き上げを振り返り、「消費は冷え込み、景気は後退した。増税分は社会保障ではなく、法人税や富裕層の減税の財源にされた。財源はまだまだ他にある」と説いた。

 「積み立て金だけでなく、税も投入し、当たり前の暮らしを守ることができる最低保障年金制度を創設する」と提唱。就職氷河期世代の「ロスジェネ」や非正規社員、定年後の雇用を守ると力説した。

◆壱岐愛子(いき・あいこ)さん(33) 諸派・新

 未来に希望をつくる

 壱岐さんは午前十時ごろ、横浜市鶴見区のJR鶴見駅東口で「県内で一番若い候補。未来に希望をつくっていく」と声を響かせた。

 現政権を「社会保障のための増税と言っているが、消費税を10%にしても数年すればまた税率を上げなくてはいけない。財政政策が間違っている」と批判。また、「中国共産党は国防費を増やし、独裁政権の脅威が日本に迫っている。日米同盟を強化しながら国防力の強化が必要」として、憲法九条の改定も訴えた。

 さらに、「企業に国が過度に介入している。同一賃金、賃上げ要求というのは簡単だが、倒産すれば元も子もない。企業を守ることで働く人を守っていく」と述べると、支援者らから拍手が湧き起こった。

◆牧山弘恵(まきやま・ひろえ)さん(54) 立民・現<2>

 暮らしの底上げ必要

 牧山さんは午前十一時から横浜駅西口で第一声を上げ、「一番訴えたいのは、安心を取り戻すこと。そのために暮らしの底上げが必要」と強調した。

 年金問題や消費増税に触れ「個人消費は低迷するばかり。増税を凍結するのが立憲民主党のスタンス」とし、個人消費回復のため「全国で最低賃金を上げ、産業別の最低賃金も幸福度の高い国を模範として取り入れないと」と述べた。カジノは「絶対に持ち込ませない」と力を込めた。

 「国際弁護士で二児の母、重い病気を抱える親の娘」と自身の境遇も紹介し、「これまでいろいろな政策を打ち出してきたが、三期目も一貫して命を守る、未来をつくるという理念を曲げない」と締めくくった。

◆島村大(しまむら・だい)さん(58) 自民・現<1>

 社会保障改革したい

 島村さんは午前十一時四十五分ごろ、横浜市中区の日本大通で選挙戦をスタート。「亡くなった両親が(人生後半の)二十五年間は地域、社会、国のために働けと言っていた」と政治家を志した理由を説明し、「さらに恩返しをしたいとの思いで、もう六年挑戦したい」と支持を呼び掛けた。

 社会保障制度に言及し、「年金制度がつくられた昭和三十六年より平均寿命が長くなっている。令和の時代に合った制度にしたい」と述べた。具体的には、所得が一定額以上あると受給額が下がる在職老齢年金制度の改革を訴えた。

 その上で「政権と経済が安定しているから社会保障改革ができる。神奈川県から変えさせてほしい」と声を張り上げた。

◆浅賀由香(あさか・ゆか)さん(39) 共産・新

 隠蔽政治変えていく

 浅賀さんは午前十一時前、JR鶴見駅東口で「希望ある社会にしていくために、うそや隠蔽(いんぺい)が当たり前の政治を変えていきましょう」と第一声を放った。

 「過労死や過労自殺がまん延する社会はおかしい。一日八時間、週五日働けば普通に暮らせる社会に」と持論を展開。最低賃金を全国一律千円にして速やかに千五百円まで引き上げると訴え、「義務教育の完全無償化と給付型奨学金で、お金の心配をせずに学べるようにしたい」とも述べた。

 さらに「憲法九条が改定されれば、海外への武力行使や攻撃型の兵器保有に歯止めが利かなくなる」と語った。前回参院選は三万六千票差で惜敗。「今度こそ、皆さまに押し上げていただきたい」と呼び掛けた。

◆松沢成文(まつざわ・しげふみ)さん(61) 維新・現<1>

 年金、積み立て方式に

 松沢さんは午前十一時四十分ごろ、川崎市幸区の川崎駅西口でマイクを握った。駅の利用者らに「日本維新の会は審議をして、議論を重ねて、そして結論を出す。これこそが政治の生産性を高める改革の第一歩」と語りかけた。

 さらに「改革なくして増税なし」と説き、消費増税の凍結、行政と税制の改革、徹底的な経済成長の必要性を訴えた。年金に関しては、現役世代が高齢世代を支える現在の方式は持続不可能と指摘。「積み立て方式に大胆に変えていく」と述べた。

 最後に、病院や学校など公共スペースは禁煙とする条例を制定した知事時代の実績に触れ「神奈川でスタートした改革で日本を変えていく」と語った。

 

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