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【神奈川】

「市民の木」ツバキ 色鉛筆で誇り表現 川崎の今福さん、大阪の展覧会に出品

自信作の「誇り」を手にする今福さん=宮前区で

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 川崎市宮前区の色鉛筆画家、今福優子さん(47)が、市の「市民の木」に制定されているツバキと女性をモチーフにした作品「誇り」などを十日から大阪市で開かれる展覧会に出品する。今福さんは「存在感をアピールしたい」と意欲を見せている。 (安田栄治)

 今福さんは、独学で色鉛筆画に取り組み、一六年に近代日本美術協会展で優秀賞を受賞。同展の会員となりプロの道に入った。現在は都内のギャラリーで個展を開いたり、百貨店の展覧会で作品を展示販売したりしている。

 色鉛筆画は「線を何度も重ねて色を出すので画家の感性や技量が表れる」と語る。三百本近くの色鉛筆を使って色を作る過程は、指先や腕の力の入れ具合によって色を変えていくので重労働でもある。一六年の受賞作品は、半年間の制作中に脇腹の骨を疲労骨折したという。

 今回出品するのは新作三点。「誇り」(二百七十三×二百二十ミリ)は「川崎市民の誇りを表せたらと思い、ツバキをモチーフにした。赤い花の色をうまく変化させて表現できた」という自信作。他の二点は、女性が口に青いバラをくわえた「アプローズ」と、女性とチョウなどをモノトーン(白黒)に近い色合いで描いた「花めく」。

 大阪の展覧会「アート関ケ原 大坂夏の陣」は、十六日まで阪神百貨店梅田本店で催される。日本画や油彩画、木版画などの出品者を出身地や居住地から、岐阜県の関ケ原を境に東軍と西軍に分け、来場者の投票によって東、西軍の優劣をつける。

モノトーン調の作品「花めく」

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