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【神奈川】

中島中盛会、13日「たなばた夕市」 地域の支え60年に感謝

13日に「たなばた夕市」を開催する中島中盛会商店街=川崎区で

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 最盛期には二万人もの人出があったとされる七夕祭りを昨年、十二年ぶりに復活させた川崎市川崎区の中島中盛(ちゅうせい)会商店街。今年も十三日午後、地元の若手ボランティアらとともに「たなばた夕市」を開く。実は、来年三月に商店街を解散する方針で、地域に支えられた約六十年間の感謝も込めて、祭りを盛り上げる。 (石川修巳)

 「六十年間、本当に、本当にありがとうございました」。商店街に張り出された夕市のポスターには、そうつづられていた。

 約三十店が加盟する中島中盛会の会長、白井博さん(68)は「それぞれの店は営業を続けるけども、商店街の組織は本年度いっぱいで解散します」と説明。役員のなり手不足などが理由で、地域住民が集う憩いの場として、新たな在り方を模索するという。

 かつて中盛会の活気を示すシンボルが七夕祭りだった。昨年復活させた立役者の一人で、会社員の桜井ひかりさん(24)も、十歳のころまで開催されていた七夕祭りに喜び勇んで出かけていたという。

 「千円札を握って通りに行くと、すごい人出で、飾り付けもきれいで…。私はもっと地元を愛したいし、地域の活性化のためにも、この地にあのにぎわいを取り戻したかった」

 桜井さんが中心となり、ボランティア団体を結成。復活させた祭りの担い手として「来年以降も開催したい」と桜井さん。団体名は、英語で「人生は一度きり」を意味する「YOLO(ヨーロー)」にした。

 たなばた夕市は午後三時〜六時。市立川崎高校吹奏楽部やダンス部、川崎を拠点とするダンススタジオ「スタジオ・スワッグ」などが出演する。詳しくは「中島中盛会たなばた夕市」のフェイスブックページへ。

商店街とともに、たなばた夕市を主催する桜井さん(左)らYOLOのメンバー(YOLO提供)

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