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【神奈川】

藤沢の南市民図書館 移転効果大きく 駅前、バリアフリー 連日4000人

大島監督が愛用した机の思い出を語る小山さん=藤沢市で

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 藤沢市の南市民図書館が藤沢駅南口の商業施設「ODAKYU湘南GATE」の6階に移転した。駅前という立地の良さに加え、懸案だった館内の段差が消えてバリアフリーになるなど利便性が向上。別の場所にあった市民ギャラリーも移して併設した。多くの利用者が訪れ、移転効果が顕著に表れている。 (吉岡潤)

 同館によると、一日の移転以降、連日四千人前後が来館。市民会館などと並んで鵠沼東にあった旧施設の三倍以上になっている。「移転間もない目新しさもあると思うが、駅に近く便利との声はいただく」という。

 階段が多かった旧施設から、ワンフロアで書架間の通路幅も広く、車椅子やベビーカーに優しい造りになった。低い書架が多くなって本が探しやすく、子どもが靴を脱いで本を広げられるスペースも拡大した。平日は午後五時か七時までだった開館時間を午後八時へ変更。勤め帰りの駅利用者らも立ち寄りやすくなった。入り口近くには、市内で暮らした映画監督の大島渚さん(一九三二〜二〇一三年)が愛用した机と椅子を置いた。開館式に出席した妻で俳優の小山明子さんは「皆さんに本を読んだり何か書いたりしていただければ」と語った。

 同じく市内に住み、昨年五月に九十二歳で亡くなった絵本作家加古里子(さとし)さんが描いた原画も飾られ、季節ごとに入れ替える。小学生二人を育てている女性(41)は「キッズスペースが良くなった」と喜んだ。 

 

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