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【神奈川】

横浜からマジシャン来ました!! 横国大生、自作教材で算数教える

大学生が自作の教材で算数を教えた授業=箱根町で

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 横浜国立大の学生が考案した教材で算数を学ぶ授業が箱根町立小二校で行われた。町と大学がさまざまな分野で協力する連携の一環で、昨年初めて一校で実施。好評だったため、今年は二校に広げた。

 箱根の森小では同大二年の八人が三グループに分かれ、手品ショーのように「横浜からマジシャンが来ました」と言いながら自作の教材を披露。児童が投げた二つのサイコロの数字を、足し算や掛け算をして見ないで言い当てると、児童から「なぜ分かるの」「すごい」と歓声が上がった。

 児童十六人は学びたい教材を選び、計算のからくりを教わった。山下実優さん(11)は「難しいイメージの算数が楽しいと分かった」と喜んでいた。

 担任の小林秀寧(ひでやす)教諭(41)は「児童に『なぜ』と思わせた教材ほど人気が高く、授業の参考になる」と評価。教員志望の寺島明日香さん(19)は「分かりやすく、かつ数学的に意味のある教材を作り、児童も懸命に考えてくれた」と満足そうだった。

 数学教育を指導する池田敏和教授(55)によると、教材研究の授業は昨年、教員志望の学生を増やそうと始まった。自作教材で教える喜びを知ってもらうのが狙いで「学生のユニークな教材を蓄積し、楽しい算数教育の普及に役立てたい」と話した。 (西岡聖雄)

 

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