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【神奈川】

旧原家住宅の表門と稲荷社 国の有形文化財登録へ 川崎市内4件目

旧原家住宅表門(いずれも市教委提供)

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 国の文化審議会は十九日、川崎市中原区小杉陣屋町にある旧原家住宅の表門と稲荷社(いなりしゃ)を、国登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学相に答申した。市内の登録有形文化財は四件目になる見通し。

 市教育委員会によると、表門は木造の瓦ぶきで間口二・七メートル、稲荷社は木造平屋の銅板ぶきで建築面積一平方メートルで、いずれも明治後期につくられた。旧原家は現在十二代目まで続く豪農・大地主。表門は大地主の表構えにふさわしい規模と形式を、稲荷社は近代大地主層の屋敷神の様相を、それぞれ伝えるものとして貴重だという。

 一九一一(明治四十四)年に建てられた主屋は日本民家園に移築され、市重要歴史記念物に指定された。残った表門周辺はマンションとして整備され、一部は「陣屋門プラザ」として地域に公開された広場になっている。こうした取り組みも、積極的な利活用を進める文化財登録を後押ししたとされる。 (大平樹)

旧原家住宅稲荷社

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