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【神奈川】

三浦市の旧長谷川家住宅主屋など 県内8件、国登録有形文化財へ

旧長谷川家住宅主屋=三浦市で(合同会社三戸浜マーレ提供)

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 国の文化審議会は十九日、昭和初期に建てられた三浦市初声町三戸の「旧長谷川家住宅主屋(しゅおく)」や鎌倉市などの県内八件(四カ所)を、国登録有形文化財(建造物)にするよう文部科学相に答申した。三浦市での同文化財の登録は初めて。

 同市で答申があったのは、三戸海岸そばにある旧長谷川家住宅の「主屋」と「石蔵(いしぐら)」、「庭門(にわもん)及び内塀」。市などによると、長谷川家は旧三戸村の旧家で、一九三〇(昭和五)年にできた主屋は木造平屋瓦ぶき、東側に数寄屋造りの離れを備える。

 石蔵は二階建て瓦ぶきで、明治中期の完成時は土蔵造りだったが、昭和前期に石造り風に改修された。庭門と内塀は主屋と同じ三〇年に造られ、庭門は丸太材を使った数寄屋風。建物は現在、会合やイベントなどに貸し出す民間施設として活用されている。

 鎌倉市では「旧吉原家別邸主屋」(佐助)と、「旧田島屋材木店」の「主屋」「門及び塀」(長谷)が答申された。市によると、いずれも昭和初期の建物で、旧吉原家は半円平面のサンルームが特徴的な和洋折衷の別荘建築。旧田島屋材木店は関東大震災で被災し、二七(昭和二)年に再建された。現在は写真スタジオや貸しスペースとして使われている。

 他に、明治後期に建てられた川崎市中原区の「旧原家住宅」の「稲荷社」と「表門」も答申された。 (北爪三記)

旧吉原家別邸主屋=鎌倉市で

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