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【神奈川】

<参院選>声からし、最後まで奔走 10年、15年先を想像し投票を 西野さん若者に呼び掛け

「マイ争点」のワークシートを持つ西野さん=横浜市西区で

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 参院選は二十一日、投開票される。神奈川選挙区は改選数四に対し、十四人が立候補する混戦。主な候補者は二十日、ゆかりの地や大票田の横浜市、川崎市などに繰り出し、時折雨が降る蒸し暑い天気の中、最後の訴えに声をからした。

 二十一日の投票は午前七〜午後八時、県内千六百六十カ所の投票所で受け付ける。開票速報は午後十時半ごろから、県選挙管理委員会ホームページに掲載する。二十二日未明には大勢が判明する見通し。

 県選管によると、期日前投票者数(十九日時点)は、九十万三千七百二十七人で、二〇一六年参院選の時より五万五千三百九十三人増えた。

 県選管の村上健司委員長は「選挙の意義を十分に認識し、大切な一票を投じるよう強く望む」との談話を出した。 (志村彰太)

 今回の参院選は、十八歳以上に選挙権年齢が引き下げられて三度目の国政選となる。二〇一六年参院選で全国二番目に高い54・7%だった県内の十八、十九歳の投票率は、一七年衆院選では九番目の43・16%に低下した。中高生に主権者教育をする西野偉彦(たけひこ)・慶応大SFC研究所上席所員(34)は「十年、十五年先の日本の姿を想像し投票してほしい」と若者に呼び掛けている。

 西野さんは明治学院大二年の時、高校時代の社会科教員が出馬した東京都品川区議選の活動を手伝った。「周囲は年配者ばかり。なぜ若者は参加しないのか」と疑問を抱いたという。

 〇八年、実行委員長を務めた港区長選の公開討論会で政治への関心を強め、慶応大大学院を経て松下政経塾に入った。在塾中、県立高での模擬投票などに携わり、現在は主権者教育を検討する県教育委員会の会議で座長を務める。

 高校生らが選挙で重視する政策を考える「マイ争点」の講義を全国で展開。A4の紙一枚のワークシートを使い、三つ選んだ政策のうち特に大切と思うものは「その理由」「実行する上での課題」「解決策」を記入してもらう。「若者の投票率が低いのは、生活と政治が直結する実感が湧かないから」と分析。マイ争点を通して社会問題や政治への関心を高め、自分なりの基準を持ってほしいと願う。

 西野さんは「自分が将来どんな社会で生きていきたいか、大きな視点で考えることが大事」と説明し、そうすれば政策を比較しやすいとしている。主権者教育は小中学校から必要と訴え「若者による投票は、子育てや奨学金など将来に向けた政策を増やしていくことにつながる」と強調した。

 マイ争点のワークシートは、西野さんのホームページ(本人の名前で検索)でダウンロードできる。 (志村彰太)

◆各党 選挙戦の感触

<自民県連・小此木八郎会長> 人口減少をはじめ国内外で直面する課題を克服し、経済の再生や暮らしの安心安全の確保など、日本の将来に不可欠な政策を全力で推進すると訴えた。

<公明県本部・上田勇代表> 市民の中に入って触れ合いと対話を重視し、政治を安定させる必要性を強調した。防災、経済・雇用、子育て、社会保障のビジョンを具体的に訴えた。

<立憲民主県連・阿部知子代表> 国会議員と自治体議員が総力で、安倍政権の傲慢(ごうまん)極まりない政治にストップをかけるべく戦った。消費増税は許さない。神奈川にカジノはいらない。

<国民民主県連・後藤祐一代表代行> 安い乗り合いタクシーなど、家計第一の経済政策を中心に訴えた。選挙戦に入って知名度が上がり、会えば会うほどファンが増えた手応えがある。

<共産県委員会・田母神悟委員長> 消費増税に頼らず、「8時間働けばふつうに暮らせる社会」を財源を含めて提案した。神奈川で改憲勢力3議席を許さないために最後まで訴えた。

<維新の会県総支部・串田誠一代表> 消費増税の前に行財政改革、選挙区の松沢成文候補は受動喫煙防止、比例の串田久子候補は共同親権及び動物殺処分ゼロを浸透できたと思う。

<社民県連・金子豊貴男幹事長> 消費増税反対や最低賃金1500円の実現、護憲平和などについて訴えてきた。駅頭や街頭で「頑張ってください」などの激励をたくさんいただいた。

<幸福県本部・小又英雄代表> 減税・規制緩和・小さな政府による、自由からの発展など、全ての国民の幸福を願い、必要な政策を訴え続けてきた。新しい日本をつくっていく。 

 

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