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【神奈川】

平和を願う灯籠流し 二ケ領用水で24日 市民団体ら開催

灯籠流しに向けて打ち合わせする清水さん(左)ら=中原区で

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 川崎市中原区にある市平和館近くの二ケ領用水で二十四日、灯籠流しが行われる。市民団体や周辺の保育園でつくる実行委員会主催。委員長の清水陽子さん(78)は「戦争がない平和な時代が続くことを願いつつ、子どもたちの夏休みの思い出にしてほしい」と参加を呼び掛けている。

 当日は午後五時から市平和館で、戦争や平和を考える影絵や腹話術があり、灯籠流しは六時から。実行委のメンバーたちは今、灯籠を作ったり、公園を掃除したりして準備を進めている。

 灯籠流しは二〇一三年に始まった。清水さんは一〇年、広島原爆の日の八月六日に広島市を孫と訪れ、翌年には東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が発生。地元の川崎でも核兵器廃絶や平和を考えるイベントを開きたいと、平和館周辺の保育園に呼び掛けて始めた。参加者は当初、百五十人ほどだったが、倍くらいに増えているという。

 清水さんは終戦で旧満州(中国東北部)からの引き揚げを経験。当時の記憶はほとんどないが、母親から戦争の悲惨さを聞いて育った。「子どもが平和について考えるのは難しい。川面に灯籠が流れる景色を記憶に残し、大きくなってから何かを思うきっかけになれば」と話している。

 当日参加は午後四時から受け付け、灯籠の絵付け作業ができる。材料代百円。子どもは保護者同伴が必要。問い合わせは、清水さん=電090(1844)8233=へ。 (大平樹)

 

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