東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

<熱球譜>1球に思い込め 鎌倉学園3年・川瀬一毅選手

写真

 「途中で出すから準備しとけよ」。試合前に竹内智一監督に言われ、五回表から一塁の守備に就き、0−4で迎えた九回裏には無死満塁の好機に打席が回ってきた。「甘い球は全部打とう。とにかく後ろにつなごう」。思い切り振り抜くも球は右翼手のグラブに吸い込まれ、犠飛で1点を返すにとどまった。

 控え投手も務め、秋の県大会は地区予選で1試合登板したものの打たれ、チームはコールド負けを喫した。夏に向けて投打共に一球にこだわることを決めた。だからこそ、最後の一打が「もう一伸びしていれば」と悔しさが込み上げた。

 それでもここまで勝てたのは、後輩を含めたチーム全員の力だと感じている。最後の打者になった中村凌輔捕手(二年)は、試合や練習で自分の球を受けてくれていた。「二年生とは思えないぐらい落ち着いていて冷静」と評す。「来年は何としても」と甲子園の夢は後輩に託した。(福浦未乃理)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報