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【神奈川】

相模ダム殉職者83人に献花 相模原で合同追悼会

献花をして殉職者を悼む参加者=相模原市緑区で

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 戦前から戦後にかけて相模ダム(相模原市緑区)の建設工事に携わり、事故や病気で命を落とした83人を悼む「相模湖・ダム建設殉職者合同追悼会」が28日、近くの県立相模湖交流センターで開かれた。地元の小中学生や住民ら約350人が参加し、1人ずつ献花をして犠牲者を弔った。

 ダムは京浜地帯での軍需産業拡大に伴い、工業用水や電力の供給源として県が1940年に着工、47年に完成した。工事は戦時中も進み全国から労働者が集められたほか、戦争激化による人手不足を補うため朝鮮人や中国人らも強制労働を強いられ、大勢が亡くなった。

 追悼会は住民らでつくる実行委員会が企画し、79年から毎年開催。この日は、塚田滋・実行委員長が「建設に携わった方々、特に志半ばで亡くなった人たちに感謝と哀悼の意を表したい。殉職した民族の友好と平和も誓う」とあいさつした。市や県、中国大使館、横浜韓国総領事館などの関係者も訪れ、追悼の辞を述べた。 (曽田晋太郎)

 

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