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【神奈川】

<熱球譜>「仲間のおかげ」さらに上を 日大藤沢3年・武冨陸投手

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 「球威がなかったということなんだと思う」。東海大相模打線に決め球のツーシームを捉えられ、四回途中で降板。試合後は涙を堪えられなかった。

 三年生投手と共に山本秀明監督から「ダブルエース」と称されて臨んだ昨夏の大会。初戦の九回に3失点し、逆転負け。秋の県大会も4回戦で敗れた。「おまえでまた負けるのか」と監督に言われながらきつい筋力トレーニングに耐え、決め球としてツーシームを覚え、球威も増した。

 そうして迎えた今大会。3回戦の横浜隼人戦は3−3の八回から9人連続で抑え、チームは延長十回4−3でサヨナラ勝ち。持ち味を「粘る力」と胸を張れるまでに成長した。

 東海大相模は春の県大会で敗れた相手。雪辱はならなかったが、高校野球で得たものはたくさんあった。今年は部員66人中、三年生は18人と少ない。

 「だからこそ団結力があって、つらい練習にも耐えられた。他の17人がいなかったらここまで来られなかった。野球を続け、もっと上を目指したい」と前を向いた。 (福浦未乃理)

 

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