東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

<ヒーロー>けが乗り越え決勝で奮起 東海大相模3年・本間巧真選手

写真

 「体が反応した」。1点を先制した後の三回表1死二、三塁。甘く入った直球を右中間に運び、チームを勢いづかせる2点適時三塁打になった。三塁ベースを踏み、ベンチ外のチームメートがいるアルプススタンドに向かって「よっしゃー」と雄たけびを上げた。

 入学後すぐにメンバー入り。一年春の関東大会で公式戦初出場を果たすと、二年春の選抜甲子園でもベンチに入った。しかし、夏の大会の登録選手に名前はなかった。「実力不足だったと思う。悔しかった」

 苦悩は続く。秋に利き腕の左肘を疲労骨折し、手術を経て二月に復帰。「焦っても仕方ない」と練習前後のストレッチを増やし、ゴムチューブを使って肩や肘の可動域を広げ、けがをしにくい体づくりに励んだ。

 万全の状態で臨んだ最後の夏。ところが準決勝までの打率は2割台と振るわない。「ベンチ外の選手に申し訳ない」。決死の覚悟で臨んだ決勝は6打数4安打の活躍をみせ、優勝に貢献した。

 「けがでチームに迷惑を掛けてきた。甲子園でも結果を出して、恩返ししたい」 (鈴木弘人)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報