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【神奈川】

救急隊員の負担軽減へロボット型スーツ導入 海老名市消防、県内初

HALを着用し、人形を使って搬送作業を実演する山本消防士(左)ら=海老名市消防本部で

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 海老名市消防本部は救急隊員の負担軽減のため、活動中に着用して腰部への負荷を和らげるロボット型スーツ「HAL(ハル)」を県内の消防で初めて導入した。脳から筋肉を動かすために送られる信号をセンサーで読み取り、動作を手助けする。女性隊員の活躍推進にも役立ちそうだ。

 HALは一台約三キロ。腰に装着し、通常の六割程度の力で物を持ち上げられる。市消防本部は四台導入し、一台当たりのリース代は月五万二千円。かねて隊員から、けが人の搬送時などの負担軽減を求める声があり、昨年HALを試験的に取り入れた茨城県つくば市消防本部の事例を参考に導入を決めた。

 海老名市消防の救急隊員三十六人中、女性は二人。女性のけが人対応などの観点から女性隊員の増員を計画しており、体力面の不安を和らげる狙いもある。山本理紗消防士(27)は「比較的楽に患者を持ち上げられ、女性でも不安なく活動できるのでうれしい」とHALを着用した感想を話す。

 市消防本部警防課の担当者は「高齢化や人口増に伴い市内の救急件数が増える中、業務の効率化を図りたい。女性に救急隊員を担ってもらうきっかけにもなれば」と導入の意図を説明した。 (曽田晋太郎)

 

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