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【神奈川】

横浜「益田家のモチノキ」県教委、枯死確認 県天然記念物指定を解除へ

今年4月、葉を付けなかった「益田家のモチノキ」=横浜市戸塚区で(県教委提供)

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 県教育委員会は三十日、樹齢約二百五十年の県指定天然記念物「益田家のモチノキ」(横浜市戸塚区)が枯死したため、指定解除を決めた。

 益田家のモチノキはもともと、高さ十八メートルと十九メートルの並んで立つ二株で、旧東海道沿いにあった。一九八一年に二株合わせて県の天然記念物に指定された。

 県教委によると、二〇一三年以降、競売などで土地の所有権が入れ替わり、一七年二月に当時の所有者が県教委に無断で一株を伐採。所有者は県文化財保護条例違反罪で罰金五万円の略式命令を受けた。

 昨年四月、現在の所有者の建設会社が、土地造成のために残る一株を三十メートル離れた敷地内の別の場所に移植。この際、専門家の助言を得たものの衰弱が進んで葉がなくなり、県教委は今年六月に枯死を確認した。

 県天然記念物の指定解除は、一〇年に強風などで倒れた鶴岡八幡宮(鎌倉市)の「大銀杏(おおいちょう)」以来、九年ぶり。県指定天然記念物は一件減って六十一件になる。 (志村彰太)

 

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