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【神奈川】

浮世絵で観光客アピール JR川崎駅前に「展示室」12月3日開館

展示室について会見する福田市長(中)と斎藤代表理事(右)ら=市役所で

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 川崎市は、JR川崎駅前で整備を進めている浮世絵展示室を、十二月三日に開館させると明らかにした。浮世絵は海外で人気が高く、二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックに向けて観光客誘致の起爆剤になると見込む。目標来場者数は年間六万人。 (大平樹)

 展示室は、複合ビル「川崎駅前タワー・リバーク」内にあり、約四千点の浮世絵を所有する公益社団法人「川崎・砂子の里資料館」が無償で展示品を貸す。市が約一億円をかけて整備した。

 開館記念の企画展は、浮世絵が誕生した十七世紀後期から、多色刷りの技法が確立する十八世紀後期までの作品約百点を展示する。

 二十二日に会見した福田紀彦市長は「国内外からの誘客や回遊性の向上を図り、新たなにぎわいを創出して、市の魅力を発信していく」と意気込みを語った。浮世絵収集家で同法人の斎藤文夫代表理事(91)も同席し、「五輪の時には、外国人が喜ぶような企画展をやりたい。市民に見せられるのは、コレクターとしてこれに勝る光栄なことはない」と笑顔を見せた。

 同法人は、近くにある同名の資料館で〇一年から浮世絵を展示してきたが、一六年に休館した。市は一八年、活用に向けた方針を定めて法人と協定を結んだ。 (大平樹)

 

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