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【神奈川】

川崎大師「遊山慕仙詩碑(ゆうざんぼせんしひ)」 市文化財に指定

文化財に指定された遊山慕仙詩碑(市教委提供)

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 川崎市教育委員会は、川崎区大師町の川崎大師平間寺境内にある「遊山慕仙詩碑(ゆうざんぼせんしひ)」を、市文化財(重要郷土資料)に指定した。重要郷土資料は九件目で、指定は二十年ぶり。

 市教委によると、遊山慕仙詩碑は高さ約二メートル、幅約一・二メートルの石碑で、江戸時代後期の書家寺本海若(かいじゃく)が建立した。一八三四(天保五)年、寺がまつる空海の入定(没後)一千年目法要に際して奉納された。碑には三筆の一人に挙げられる空海の書法(大師書法)で、空海が作詞した漢詩「遊山慕仙詩」が刻まれている。

 市教委は、大師信仰と近世書道史上の大師書法の記録を現在に伝えるもので、寺本海若に関する数少ない資料の一つでもあることから、文化的価値が高いと判断した。碑は境内の大本坊脇で一般公開されている。入定一千年目法要の奉納品で現存するものは少ないという。 (大平樹)

 

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