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【神奈川】

三浦半島「住みやすかった」 三浦と横須賀で大学生が滞在型インターンシップ

3日間の就業体験を終え、感想や活性化策を話し合う学生ら=三浦市で

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 三浦半島に住み、働く魅力を大学生に知ってもらおうと、五泊六日の滞在型インターンシップ(就業体験)が十一日まで三浦、横須賀の両市で行われた。定住人口の増加を目指す試みに、参加した学生からは「自然が多く住みやすい」などと好意的な声が聞かれた。

 三浦半島は、都心まで電車で一時間圏内とアクセスがよく、海や山など観光資源に恵まれる一方、人口減少や少子高齢化が課題となっている。対策を検討するため、かながわ信用金庫(横須賀市)など地元企業と商工会議所、近隣大学は「三浦半島地域活性化協議会」を二〇一六年に設立。両市も協力し、イベントやシンポジウムを開いてきた。

 今回のインターンシップは初の企画で、協議会に入っている関東学院大(横浜市金沢区)と横浜市立大(同)から七人の男子学生が参加。六〜十一日の期間、三浦市城山町の民泊施設で共同生活し、かながわ信金と両市役所、三浦商工会議所に分かれて三日間の就業体験をした。

 島根県出身で横浜市立大三年の國谷尚史(くやなおふみ)さん(20)=横浜市金沢区=は、体験先の横須賀市役所に通った印象を「バスと電車の本数が多く、不便とは感じなかった」と話す。三浦半島の自然にひかれたといい、「市役所は就職の大きな候補になった」と笑顔を見せた。

 長野県出身で関東学院大一年の鎌倉拓海さん(18)=横須賀市=は、かながわ信金の浦賀支店と本店で業務を体験。「通勤は問題なかったけど、三浦市の南の方は、もう少しバス路線がほしいと思った」としつつ、「海がきれいで、いろいろな施設やイベントがある。三浦半島に住むのも選択肢に入れたい」と語った。

 協議会事務局を務めるかながわ信金の担当者によると、来年度も継続する場合、地元企業の参加を増やすことや女性の受け入れなどを検討するという。 (村松権主麿)

 

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