東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

広島の高校生 被爆の惨状描く 多摩区役所で「平和のための原爆展」

展示されている高校生の絵の複製画などを見る来場者たち=多摩区で

写真

 核兵器廃絶を願い、核のない未来を求めて毎年夏に開催している「多摩区平和のための原爆展」が23日、川崎市多摩区役所で始まった。15回目の今回は広島市の高校生が被爆体験証言者から聞いた話をもとに制作した絵の複製画が展示され、あらためて原爆の恐ろしさを伝えている。

 絵の制作は広島平和記念資料館と広島市立基町高校が共同で2007年度から取り組んできた。証言を聞いて1年をかけて制作している。今年7月までに137作品が完成。今回はその中から33作品の複製を展示した。爆風を受けて亡くなった女性、倒壊した建物の下敷きとなった被爆者の姿など、被害の様子が生々しく描かれている。

 このほか、戦前に旧日本陸軍が設置した登戸研究所の資料なども展示されている。同展実行委員会の後藤洋子事務局長は「被爆者の体験を受け継いでいくために若い人たちが高校生の絵を見て、核兵器の怖さを感じ取ってほしい」と話している。

 27日までの開催。最終日午前10時から、この高校生を主人公にした劇「あの夏の絵」(青年劇場)の脚本、演出を担当した福山啓子さんが講演する。

 同展の開催時間は午前10時〜午後4時(27日は同2時半)。問い合わせは、後藤さん=電044(328)5288=へ。 (安田栄治)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報