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【神奈川】

アマチュア劇団・ラニョミリ20周年 来月、ラゾーナ川崎で記念公演

「三億年クリーパーR」の稽古をする劇団員ら=高津区で

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 川崎市を拠点に活動するアマチュア劇団ラニョミリが九月六日から、二十周年記念公演「三億年クリーパーR」を幸区のラゾーナ川崎プラザソルで行う。

 劇団は一九九九年、元京浜協同劇団若手メンバーを中心に結成。オリジナルの創作劇を中心に公演を続けてきた。歌やダンスを織り交ぜ、笑いの中に社会風刺を効かせる舞台に、多くの固定ファンを持つ。

 今回の作品は旗揚げ公演で演じた「三億年クリーパー」のリメーク版で、再構成するにあたり、テーマに差別を掲げた。

 生まれながらにして不当な扱いを受けるゴキブリの目線で物語は進む。いわれのない迫害に、解放同盟を作り、人間に訴えようとするが、理解は得られない。クロゴキブリがチャバネゴキブリを下に見るなど、ゴキブリ同士の中にも差別があると描かれる。

 「差別って本能。それを変えるなんて無理」とのゴキブリのセリフもあり、入り組んで、見えにくい、問題の根深さは浮き彫りにされるが、ゴキブリたちの諦めない姿、活劇も見どころだ。

 代表の、とのぎひろこさんは「反ヘイトの最先端をいく川崎で上演することで何かを投げかけられるかも、と思っていますが、基本はエンタメ。笑って笑って最後にちょっとだけ考えさせられる、そんな芝居にしたい。劇団のモットー、一生懸命バカを演(や)る、は今後も揺らぎません」と新たな二十年に向けて決意する。

 公演は九月六日午後七時半、七日午後二時、午後七時半、八日午後二時の計四回。大人三千円、高校生以下千円、六十五歳以上五百円。申し込み、問い合わせは、とのぎさん=電090(6304)6207=へ。 (高橋ななみ)

 

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