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【神奈川】

<記者だより>地域の目

 今月、横浜支局に配属となり、赴任二日目に市内で男性二人が切り付けられる事件が起きた。現場に駆け付け、近くのマンションの住民に話を聞いたが「近くに住んでいる人のことはあまり知らない」という声が多いことに戸惑った。

 実家は、市内の住宅街。近所付き合いは当たり前の環境だった。顔を合わせれば、あいさつはもちろん、「勉強はどう」などと気さくに声をかけてもらい、隣人が飼っている犬の散歩について行くこともあった。社会人になった三年前に初めて地元を離れたが、帰省すると「仕事はどう」と声をかけられ、見守られていることを実感した。

 ただ、今月、横浜中心部のマンションに引っ越し、どこか事情が違う気はしていた。入り口であいさつしても元気の良いあいさつは返ってこない。同じ横浜なのに、実家近くの住宅街と街中とでは雰囲気が違うなと思っていた。

 近所付き合いが少ない地域で、安全安心を見守る地域の目はどうすれば増えるのか。これから考えていきたい。 (丸山耀平)

 

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