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【神奈川】

地下鉄延伸 3ルート案、意見募る 川崎市、判断材料に

 横浜市営地下鉄ブルーラインのあざみ野駅(横浜市青葉区)から小田急線新百合ケ丘駅付近(川崎市麻生区)への延伸について、川崎市は十七日から、市内のルート三案への市民の意見を募る。本年度中のルート決定に向けた判断材料にするという。

 市は、スポーツ施設のヨネッティー王禅寺付近を通る「東側ルート」が、多方面へのバス路線があることなどから有力と判断している。他に、王禅寺公園付近を通る「中央ルート」、白山付近を通る「西側ルート」も候補に挙げている。

 市によると、概算事業費はそれぞれ、東側が千七百二十億円、中央が千六百九十億円、西側が千七百六十億円。このうち、市は二百億円程度を負担する。得られる便益を費用で割った「費用便益比」は、東側が一・五三に対し、中央が最も高い一・五九で、西側が一・四八。

 市と横浜市は八月下旬、麻生区役所など四会場で延伸に関する説明会を実施し、計千百六十一人が参加。川崎市によると、駅周辺のまちづくりに関することや、工事による住環境への影響、地下鉄の運行計画やバス路線再編などについて意見と質問があった。

 今回の川崎市の意見募集は、条例に基づく意見公募(パブリックコメント)とは異なる。受け付けた意見に対する市の見解を答えるかどうかなど、明確に決まっていない。担当者は「市は東側を有力と考えているが、幅広い意見があると思うので意見を寄せてほしい」と話した。

 募集は十月十六日まで。市の考え方やルート三案の特徴などを、市ホームページで公開している。九月十七日からは、川崎区の明治安田生命ビル内の市交通政策室と宮前、多摩、麻生の各区役所などで閲覧できる。問い合わせは、同室=電044(200)1976=へ。 (大平樹)

 

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