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【神奈川】

<私の思い 横浜カジノIR>丁寧な合意形成を 横浜市立大3年・中島美紅さん(20)

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 大学で都市学を学ぶ中で、実際に横浜市内で団地の活性化や観光客の誘致などに携わり、街づくりには地域の人々との関係づくりが大切だと感じている。今回の林文子市長のやり方は強硬で、山下ふ頭にカジノを造っても市民に受け入れられず、街に分断を生むのではないかと思う。

 カジノ自体に悪いイメージはない。語学研修でオーストラリアのメルボルンに行った時、カジノはおしゃれな建物の中にあり、街になじんでいた。ただ、治安や依存症の問題から住民の不安が大きい。市民に受け入れられるなら賛成。だからこそ丁寧に説明し、合意形成すべきではないか。

 「カジノは絶対だめだ」と思考を狭めるのも良くない。市民も柔軟に考えなければならない。説明会を開いても若者はあまり行かないだろうから、若者への対策は必要だと思う。

 街づくりに関わってみて「横浜の人は横浜が好き」という印象がある。かつて日雇い労働者の街として知られた寿町も、横浜の一部として受け入れられている。しかし、このままでは「カジノのある山下ふ頭は横浜じゃない」と思う人が増えないか心配だ。横浜が分断されずに混じり合って一つの街になればいいなと思う。 (聞き手・福浦未乃理) =終わり

 

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