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【神奈川】

台風15号で金沢臨海部産業団地 高波10メートル 471事業所浸水

 横浜市は十八日、台風15号で大規模な浸水被害の出た金沢区の臨海部で、波が高さ約十メートルに達していたと明らかにした。市は想定を上回る高波によって護岸が倒壊し、周辺に浸水被害が出たとみている。林文子市長は同日の記者会見で、被災した事業者の支援に取り組む考えを示した。 (杉戸祐子)

 市によると、同区福浦、幸浦地区の金沢臨海部産業団地で、十二カ所の護岸が崩壊し、三・九二平方キロメートルが浸水した。同日正午までの訪問調査で、五百八十五事業所のうち四百七十一事業所で建物や設備、車両などに浸水被害が出て、操業不能の危機に陥る事業所もあるという。

 福浦地区にある横浜ヘリポートの格納庫も浸水し、保有する二機のヘリコプターのうち一機は点検、整備に数カ月を要する見通し。

 国が派遣した専門家らとの合同調査では、横浜ヘリポート近くにある高さ一〇・九メートルの築山で、草が同じ方向に倒れているのを確認した。高さ四・三メートルの護岸をはるかに超える高さの波が一帯を襲ったとみている。

 林市長は会見で「早急な被害の全容把握に努めている」と述べ、被災した事業者の支援について「低利融資では早期の復旧は難しい。国と話し合い、早く事業を再開できるような支援をしたい」と話した。

 市は十九日午後三時と同六時の計二回、両地区などの事業者向けに支援制度などの説明会を、市金沢産業振興センターで開く。問い合わせは金沢区総務課=電045(788)7704=へ。

 

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