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【神奈川】

爆弾テロ想定 対策訓練 東京五輪・パラ見据え連携強化 高津消防署と各機関

訓練で「負傷者」を運び出す消防署員たち=高津区のかながわサイエンスパークで

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 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの開催を見据え、川崎市高津区の高津消防署などが三日、同区坂戸のかながわサイエンスパーク(KSP)で、ホテルや飲食店などの施設で、爆弾テロが発生した想定のテロ災害対策訓練を、関係機関と連携して行った。

 KSP内の飲食店で、何者かが郵送した小包が爆発し、多数の負傷者が発生した想定。化学防護服に身を包んだ消防署員らが駆け付け、負傷者役を救助して施設内の一時集積所に運んだ。救急隊が手当ての緊急度によって優先順をつけるトリアージを行い、それにより負傷者十五人を順番に施設外の応急救護所に再び運び、そこで負傷者の手当てや重傷者を救急車などで病院に搬送する訓練をした。

 高津消防署によると、多くの人が集まるホテルや食堂街などはテロの標的になると考えられ、負傷者の数も多くなり、迅速な救助活動が求められるという。

 警察署や消防団などと連携した訓練を見守った高津消防署の藤原收(おさむ)署長は「東京五輪・パラリンピックの開催まで一年を切り、テロ災害が危惧されている。実際に起こった場合は、どれだけ混乱するか分からないので、訓練を重ねて対応能力の向上と各機関の連携を強化していきたい」と話した。 (安田栄治)

 

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