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【神奈川】

一戸建てや空き家活用 川崎市のプロジェクト始動 麻生市民館で9日シンポ

 川崎市は一戸建て住宅のリフォームや空き家の再活用などの「川崎市すまい・いかすプロジェクト」を今月からスタートする。高齢者の豊かな生活や、子育て世帯へのゆとりある住まいの提供の実現を目指す。 (安田栄治)

 同プロジェクトは高齢者や子育て世帯が豊かな生活を送ることができる住宅環境を実現し、地域の活力の維持、向上を図るために既存の一戸建て住宅の活用と世代間循環に取り組む。

 その第一弾として、九日に麻生市民館で「すまい・いかすシンポジウム」を開催する。明治大学研究・知財戦略機構特任教授で、市住宅政策審議会会長の田村誠邦(まさくに)さんが「住まいを活(い)かした豊かな高齢期の実現」をテーマに基調講演を行う。また、「住宅資金と高齢期のライフプラン」「年金・資産になる住宅 〜マイホームの借り上げ制度について〜」などをテーマに、関係機関が事例を紹介して説明する。

 市によると、川崎市は人口増加が進み、九月現在で百五十二万九千七百九十人を数える。しかし、二〇二〇年には総人口に対する六十五歳以上の割合が二割を超える超高齢社会を迎え、三〇年をすぎると人口減少することが想定されている。

 住宅状況をみると、空き家率は全国と比べて低いものの、高齢者の単身・夫婦世帯が住む持ち家の一戸建て住宅が多く、将来的に空き家になる可能性は高い。持ち家世帯で一定のバリアフリー化が施されている住宅は半分以下という。また、子育て世帯が住む借家は狭く、規模と世帯人数とが合っていない住宅が多い。いずれも深刻な課題だ。

 シンポジウムは午後一時半(開場同一時十五分)から同三時四十分まで。定員三百人。参加費無料。参加申し込みは電話、ファクス、メールで八日まで受け付ける。申し込み・問い合わせは、かわさき住環境ネットワーク事務局=電044(753)0028=へ。

 

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