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【神奈川】

吉野彰さん ノーベル化学賞 藤沢市長「名誉市民に」

鈴木市長(左)の祝福を受けた吉野さん=藤沢市で

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 藤沢市の鈴木恒夫市長は十九日、市在住でノーベル化学賞に決まった吉野彰さん(71)の自宅を訪れ、受賞を祝福した。吉野さんは「藤沢の役に立てることがあれば、できる限りのことをしたい」と約束。鈴木市長は吉野さんを名誉市民として顕彰する方向で手続きを進める考えを示した。

 吉野さんは大阪府吹田市出身で「関西人にとって湘南は憧れの場所」と説明。旭化成に入社後、川崎市が勤務地になったのを機に藤沢市に居を定め、四十数年住んでいるという。「夏は涼しく、ほとんどクーラーをかけない。冬は暖かいし。引っ越す予定はありません」と笑みを浮かべた。

 初の市民のノーベル賞受賞に、鈴木市長は「藤沢の子どもたちが夢と希望を持つきっかけになると思う。話をしてほしい」と要望。吉野さんは「子どもたちが刺激を受けて将来の道を見つけてくれればうれしい。好奇心をくすぐることができれば」と応じた。

 鈴木市長は、市が「さがみロボット産業特区」の指定を受け、ロボットの利活用の推進などに関する施策に取り組んでおり、子どもたちがロボットを手作りする大会を開いていることなども紹介。「藤沢のことにもお知恵を拝借したい」と話した。

 十二月にスウェーデンで開かれる授賞式のスケジュール表を受け取ったという吉野さん。「大変だけど楽しみ。それなりのことをしゃべらないと。ダンスはやるつもりはありません」と笑った。 (吉岡潤)

 

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