東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

相模原市長 五輪ロードレース「必ず実施」 城山ダム放流 県対応に疑問

相模原市緑区の被災状況などを説明する本村市長=同市役所で

写真

 相模原市の本村賢太郎市長は二十一日の定例記者会見で、緑区を中心に甚大な被害が出た台風19号の災害について「本市史上、最大級の台風被害だ。犠牲者に哀悼の意を表し、一日も早く被災者が元の生活を取り戻せるよう、全力で復旧に取り組む」と述べた。

 本村市長は、現在判明している緑区の被害として、住宅の全壊が十八棟、半壊が六棟、一部破損が四十五棟に上ることを明かした。道路の寸断や崩落などは二百八十五カ所ほどあり、国道や県道をはじめ通行止めは二十三区間あるとした。

 来夏の東京五輪・自転車ロードレース競技のコースとなる国道413号も通行止めになっている。本村市長は「固い決意で(大会を)必ず実施する」と強調し、今週中にも国土交通相に復旧協力を求める意向を示した。併せて「(大会開催が)市民が元気を取り戻す力になれば」と、五輪の組織委員会に開催への決意を伝える考えを明かした。

 一方、県が初めて実施した城山ダム(同区)の緊急放流については、放流開始と終了の連絡が事後報告だったことに疑問を呈し「正確な情報を迅速に伝えてほしい」と要望した。

 市によると、放流開始は十二日午後九時二十四分で、市が県から開始連絡を受けたのは同九時半だった。十三日午前一時十五分の放流終了は報道を通じて知り、市は同一時四十分にダム管理事務所に問い合わせて事実を確認したという。 (曽田晋太郎)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報